2013年3月31日日曜日

英和カンボジアツアー⑤

カンボジアツアー報告の第五弾です。
今回のツアーでは、本当にたくさんの方々にご協力いただき、観光旅行では味わえない貴重な体験、素敵な出会いがありました。

学校訪問では、子ども達のためにおやつを分けようと考え、大学芋手作りを計画。全校生徒700名分で使うのは約45kgの大量のサツマイモ。これらを洗ったり切る作業は、思っていたよりもたいへんな労力でどうなることかと心配しましたが、ラタナさんのご家族や親戚の方が協力して下さったおかげでまずは下ごしらえができました。
次の工程、サツマイモを揚げたり包装する作業では、ホテルの厨房をお借りできたばかりか、真夜中までかかった作業をなんと当直のスタッフの方が手伝って下さったのでした。みんなヘトヘトになりながらの作業でしたが、無事完成し子ども達に分けることができてよかったです。
ホテルの手配、材料の調達、学校との連絡調整など、現地での必要な準備は、ラタナさんのお兄さんがご協力下さいました。
シェムリアップ市内での移動を引き受けて下さったのは、ラタナさんのお友達のドライバーさん。早朝や夜遅くの移動、遠距離の移動など、随分とご無理をお願いしてしまいましたが、いつも快く、安全運転で案内していただきました。
トンレサップ湖にある水上学校にも行って来きました。移動のボートの中ではカンボジアの歴史などを学ぶ小さな勉強会。複雑な背景を知り、いろいろと考えさせられる機会となりました。
 プレイベンのホームステイでは、同じ日程で現地を訪れていた京都外国語大学の学生さん達との交流もありました。
世界遺産のアンコール遺跡群の見学は短い時間となってしまいましたが、迫力ある遺跡を間近に見ることができ、とても感激しました。
このツアーを支えて下さいました多くの皆様、本当にありがとうございました。改めて感謝申し上げます。そして、一緒にツアーを企画し、現地での全日程で案内をしてくれたラタナさん、本当にお疲れ様でした。
参加メンバーは、帰国後に早速ツアーを振り返る機会を設け、これから何か自分たちにできることをやっていこうとグループを作ることになりました。今後のメンバーの動きにぜひご期待下さい!

さて、メンバーが日本に帰った後、一人母国に残ったラタナさんが、井戸の看板を設置してくれました。デザインは、みんなで考えて日本から送ったもの。
今回の訪問で贈った2基のあと、食物学科卒業生から寄付をいただき、『HAPPY water well』は現在3号までできています。
これから、また次の井戸ができるよう支援を続けていけるといいですね。

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