2012年7月30日月曜日

サマーキャンパス

7月29日(日)、静岡英和学院大学・静岡英和学院大学短期大学部のサマーキャンパス(一日体験休学)が行われました。学科紹介・模擬授業・模擬面接指導・図書館ツアーなど、高校生や保護者の皆さまに英和を知っていただくための様々なプログラムが行われる中、個別相談の行われた新館ラウンジの一角に今回初めてボランティアコーナーを設置させていただきました。
高校にはなかなか入ってこないというボランティア情報に見入る生徒さんや、東日本被災地支援活動や海外協力に関する展示を読んで下さるご父兄など、関心を持ってじっくり見て下さる方がいて、とても嬉しい反応でした。
生徒さんたちに楽しみながら各コーナーを廻っていただけるようにと短大部で企画して下さったクイズラリーの中に、ボランティアに関するクイズを入れていただいたおかげもあり、たくさんの方がお立ち寄り下さいました。大学生の活躍の様子を見て、将来何かやってみよう!と思って下さる方がいてくれたらいいですね。


猛暑の中ご来場下さった皆さま、ありがとうございました。

2012年7月25日水曜日

ソニーマーケティング学生ボランティアファンド報告会

ボランティアセンター学生スタッフ国際協力チームが昨年度取り組んだ、バングラディシュとカンボジアに文具&スポーツ用具を贈る取り組みでは、「第11回ソニーマーケティング学生ボランティアファンド」より助成をしていただくことができました。
7月7日(土)にその報告会が開催され、学生スタッフ2名とボラセンスタッフがメンバーを代表して参加してきました。
報告会では、今回助成を受けた23グループの活動をコンパクトにまとめた紹介スライドが流されたあと、その中から5団体による詳しい活動報告がありました。
どのグループも、活動内容が多岐に渡り、学生ならではの発想と行動力で、とても興味深い活動をされていました。またプレゼンテーションにも工夫が凝らされて、みなさんの活発な活動ぶりがよく伝わってくるものでした。
軽食をいただきながらの交流では、いろいろなグループと知り合おうと皆積極的に話し掛け、会場のあちらこちらで輪ができていました。その後のコミュニケーションセッションは、事前に準備してきた掲示を使い交代で活動紹介をする時間。各々関心を持ったグループの前に集まり、熱心に聞き入っていました。
午後は、過去に助成を受けたグループの代表者が登壇してのパネルディスカッション。ここでは、2009年に音楽サークル「コンソメW パンチ」の活動で助成を受けた英和の卒業生、安田成希さんがパネラーの一人として登場!(こうした先輩の活躍はうれしいですね。)もうお一人のパネラー八重樫さんは、岩手県立大学在学中に助成を受け、現在は東日本大震災の直後から被災地で支援活動を行っている「いわてGINGA-NETプロジェクト」の代表としてご活躍中。
お二人からは、学生時代の活動が地域や社会にどのような成果や影響をもたらしたかや、学生生活や社会人生活の中にどう活かされたかなど、3つのテーマでわかりやすくお話しいただきました。
ディスカッションを受けて、小グループに分かれての意見交換。印象深かった内容や、更に聞いてみたいことを出し合い、最後にまたお二人からお答えいただく形がとられました。
学外の人たちとの出会いや交流はとても貴重な経験。大きな刺激になりました。今回、他の学生スタッフたちにも一緒に参加してもらわなかったことがとても残念に思われた、内容の濃い報告会でした。
後日、学内ではスタッフ会議で早速スライドを見てもらいながら報告をしました。またこうした機会があれば、次はもっと多くのスタッフが行けるようになるといいですね。

2012年7月16日月曜日

2012ぼらんてぃあランチセミナー~子どもの貧困~

7月6日(金)、英和ボランティアセンター主催による「2012ぼらんてぃあ・ランチセミナー」を開催しました。

今回は、子どもたちの居場所「ホッとホーム てのひら」を開設させた「子どもと家族の相談室/寺子屋お~ぷん・どあ」共同代表の川口正義さんにお話ししていただきました。
「てのひら」は、家族機能の不全、虐待、ネグレクト、貧困など、保護者/家族の抱える問題により、安心・安全な養育/教育環境が保障されていない子どもたち(児童生徒)に対し、さまざまな社会生活体験と学びの機会と場を提供することで、子どもたちの成長発達、および子育て家庭支援を行おうと、「子どもの貧困」対策および「居場所」事業の一環として始められました。
ここでは、暖かな手作りの夕食をサポーターや同じ立場の仲間たちと一緒に食べたり、学習支援を受けたり、さまざまな余暇活動が行われます。セミナーでは、そうした活動の紹介とともにこの場所に大学生の皆さんにもぜひ関わって欲しいと、参加を呼びかけて下さいました。皆、とても興味深く聴かせていただき、この日の夕方には早速「居場所」を訪れた学生もいました。
たまたま、当事者である親御さんから「本音の体験と思い」を聴かせていただくという貴重な機会にも恵まれたとのことで、授業とは違ったとても有意義な学びをさせていただくことができたようです。

貴重なお話しと、学生の参加を受け入れて下さいました川口さん、そしてスタッフの皆さまありがとうございました。これからも学生たちが何らかの関わりを持たせていただければ嬉しく思います。
関心のある方は、ボランティアセンターまでお問い合せ下さい。