2018年1月26日金曜日

ボランティア交流&報告会

1月26日(金)に「ボランティア交流&報告会」を開催しました。ボランティア活動の参加者や関心のある学生が集い、1年の振り返りとお互いの活動の様子を知り交流を図るため、毎年実施しているものです。今年は、ボランティア団体に所属している18名の学生及び、4名の教職員の計22名の参加となりました。


5限終了後の開始ということで、まずは軽食を摂りながら同じテーブルの人としばし歓談。

障害のある方々が働く福祉作業所「ベーカリ・ベンチタイム」さんが、今年もパンを作って下さいました。ベンチタイムさんのパンは、学生たちにも大人気!いつも美味しいパンをありがとうございます!


さて、いよいよメインの活動報告です。
今年も、「絵本を贈る会」がトップバッターで1年間の活動報告をしてくれました。

このあと、「はぴねす」「カラフル☆パンチ」「ボランティアセンター学生スタッフ」がパワーポイントを使い活動報告。限られた短い報告時間でしたが、凝縮してこの一年の取り組みの様子を発表してくれました。どのグループも充実した活動ぶりが伝わり、参加してくれた皆さんも熱心に聞き入っていました。自分たちの活動を振り返る貴重な時間とともに、普段はなかなか知ることのない他のグループの活動の様子を聞いて、刺激を受けたり、また参考にしてもらえたら嬉しいですね。




それぞれの活動で地道に取り組んでくれている皆さんに改めて感謝です!ぜひこうした取り組みを知って、新しく仲間に加わってくれる人が増えていってほしいと思います。

報告会のあとは、アイスブレイク&レクリエーションタイム。
参加者同士の交流を深めてもらおうと、スタッフが一生懸命頭を捻って作ったプログラムでしたが、笑顔がたくさん見られてよかったですね




ここでお互いに活力をもらい、来年度もがんばろう!と気持ちを新たにしてくれた人も多いと思います。これからの英和生の活躍に乞うご期待!!です。
皆さん、一年間の取り組み本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。


楓祭が終わってから長期間、企画・運営をして下さったボランティアセンター学生スタッフの皆さん!お疲れ様でした!

2018年1月22日月曜日

カンボジアへ支援物資を輸送するための募金活動!!

2015年度からボランティアグループであるスローランから学生スタッフ国際チームに引き継がれ、「カンボジアにスポーツ用具等を贈ろう!」の活動が始まっています。今年度も、卒業生が学内に忘れ物をして行った物を整理をし、綺麗な靴やノート等を2013年度卒業生であり、カンボジアからの留学生でもあったラタナさんをはじめとして、ご家族やご友人が現地の調整役となって頂き、発送をしようと考えております。

そこで、本日、ボランティアセンター学生スタッフの募金支援チームを中心として学生スタッフがカンボジアへの支援物資を輸送する為の費用を支援するため、今年度3回目の募金活動をお昼休みに行いました。


本館入口前と新館入口前で募金活動を行いましたが、寒くて雨脚の強い中もあり学生及び教職員の動きもまばらでした。しかし、善意のある方が募金をして下さり、2,951円が集まりました。こちらの支援金は、カンボジアへの支援物資を輸送する為の費用として使用させて頂きます。


カンボジアへの支援物資を輸送する為の費用を覚えて、募金にご協力下さいました皆様、本当に有難う御ざいました。今後も、募金支援チーム及び国際チームは国内外の募金支援活動を続けていきますので、これからもご支援の程、宜しくお願いします。

2018年1月10日水曜日

ボランティア講演会を開催しました!

新しい年の幕開けを皆さまいかがお過ごしでしょうか。

本年も、学生たちの活動そしてボランティアセンターへのご支援をどうぞよろしくお願い致します。

1月10日(水)、ボランティア啓発企画としてボランティア講演会を開催しました。
講演会では、NPO法人「静岡県補助犬支援センター」理事の川口綾さんを講師にお招きし、「障害を持つ人へのサポート~身体障碍者補助犬のことをもっと知ろう~」と題し、補助犬の普及・啓発活動の取り組みなどをお聞かせいただきました。今日は、ニーナちゃんと言う8歳メスの補助犬を連れて来られていました。


川口さんは、2000年に交通事故により失明をしました。最初は埼玉県で白杖を使って歩行やパソコンや点字によるリハビリをしましたが、地元に帰って来て、点字ブロックや歩道が無かったり、側溝の蓋が無くて80㎝の側溝に落ちた事もあったとの事でした。その事から2年間引きこもり生活になり、外出する時はガイドヘルパーや家族に頼み、本当に窮屈な思いをして来たともおっしゃられていました。そこで、盲導犬の勧めがあり、本来なら犬が好きでは無かったのですが、外出の不便さや、周りからの勧めにより、1つの手段として挑戦してみたいという事から2002年に盲導犬と歩き始めました。そこで、補助犬と共に歩み始めると、好きな時に外出出来る便利さと補助犬は体の一部である喜びを話しておられました。しかし、まだまだ、補助犬が入れる施設が少なかったり、お店の中で、上司は補助犬の理解があっても、バイトをしている人には伝わっていなかったりと言うことがあるので、もし接客業のアルバイトをしている学生がいましたら、是非補助犬を連れている方がいらしたら、快く迎えて下さいと学生に呼びかけていました。


また、講演の中で、2名の学生に講壇上に上がってもらい、実演をして下さいました。盲導犬は、ハーネスを持っている時はお仕事中である事から、学生に右後ろに立ってもらい、川口さんへ右や左と声で指示をし、川口さんが英語で犬に指示を出してステージ1周回る実演をして下さいました。さらに、ハーネスを持たない時は補助犬が仕事中で無い事から、学生の左腕を借りて学生に指示を出してもらい、楓ホール内を1周回る実演もして下さいました。補助犬の奥深さを学生は感じる事が出来たのではないでしょうか?



補助犬は静岡県の中では盲導犬47頭・介助犬3頭・聴導犬3頭が現在活動をし、健康管理が大切である事を訴えておられました。その中でもワクチン接種などしなければならない事から、補助犬普及の為に基金の呼びかけをし、講演終了後に多くの学生が基金に応じて下さいました。学生の温かい善意の基金である6,360円を学生を通して川口さんにお渡ししました。今回の講演を機会に、3月に行われるイベントにボランティアをお願いしたいとの依頼もしておられました。また、ガイドヘルパーの資格も4日間で取れるので是非資格を取ってみてはいかがでしょうか?ともおっしゃられていました。


川口さんには補助犬を連れて慣れない場所においでいただき、貴重なお話をしていただけたことを改めて感謝いたします。本当に有難う御ざいました。

NPO法人静岡県補助犬支援センターホームページ
http://hojoken.canariya.net/