2015年12月27日日曜日

楓祭お疲れ様会&忘年会。

時間が経つのが早く感じますが、今年も残りわずかとなりました。

12月27日の年の瀬にボランティアセンター学生スタッフの楓祭お疲れ様会&忘年会を某飲食店で行いました。

2015年度が始まり9ヶ月が経ち、喜怒哀楽色々な事がありましたね!その中でも、外部ボランティアや楓祭などの様々な行事を通して皆で協力し合う中で、深い絆や友情を育みました。珍しくスタッフ全員参加で皆会話が弾み、笑い声が飛び交って会場が盛り上がり楽しい一時を過ごしました。

 本年は本学のボランティアセンター学生スタッフが学内外において沢山の方々にお世話になりました。来年も相変わらずのご支援の程、宜しくお願い致します。

皆さん良いお年をお迎え下さい。

2015年12月18日金曜日

「海外たすけあい募金」及び「海外に絵本を贈る為の募金」の共同募金活動

ボラセン学生スタッフ国際協力チームと募金支援チームと、ボランティアグループ『絵本を贈る会』は、今年最後の募金活動である「海外たすけあい募金」及び「海外に絵本を贈る為の募金」の共同募金活動を今日の昼休みに行いました。



「海外たすけあい」は、災害や紛争、飢餓や病気などで苦しむ人々を救うため日本赤十字社が毎年NHKと共同で実施している募金キャンペーンです。

・災害で苦しむ人への支援⇒世界各地で発生する地震、洪水などの自然災害。直ちに救援物資を届けるための倉庫の整備や、日ごろからの避難訓練、減災のためのマングローブ植樹に支援します。
・紛争で苦しむ人への支援⇒宗教や民族対立を理由に紛争が続く地域で、犠牲者の緊急支援や、長期にわたる避難生活を送る人々を支援します。
・病気から身を守るための支援⇒予防できる病気や、治せる病気でいのちを落とすことがないように、医療・保健・衛生分野で知識の普及、生活環境の改善などを支援します。

・このお金でこんな事が実現します。
500円で1日に必要なおかゆ117杯分     
1,000円で1日に必要な水(生活水)333人分

東日本大震災では160以上の国・地域から、あたたかい支援が寄せられました。『たすけあいを、忘れない』今度は私達が世界のために出来ることを。人間のいのちと健康、尊厳を守るために国際チームと募金支援チームは頑張って募金活動を行ってくれました。

また、『絵本を贈る会』は、子どもの本が足りない地域に、日本の絵本に訳文シールを貼って送る活動です。その日本の絵本に訳文シールを購入する為の募金活動を本日行いました。紛争や貧困、国家体制・・・・さまざまな理由から、 世界には絵本を一度も読んだことのない子どもがたくさんいます。


 読み書きができない、絵本を読んでくれる人がいない子どもたちへ、絵本を手にする機会をもってもらおうと、 1999年、「絵本を届ける運動」が始まりました。お菓子より絵本がいい、お菓子はすぐになくなるけど、絵本はなんども楽しめるから—。シャンティが活動を始めたころ、カンボジア難民キャンプである少女が言ったことばです。「絵本は楽しいだけでなく、子どもたちが読み書きを習得することの助けにもなっています。
地雷原の看板が読めずに地雷を踏む事故、薬の処方箋を読めないことによる薬の誤用など、読み書きができないことによる弊害はたくさんあります。このような国や地域では、識字は命をまもることにつながります。」

絵本を届ける先はカンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、アフガニスタン。日本で出版され、国や文化、時代を超えて親しまれている絵本に、各言語の翻訳シールを貼り付け、子どもたちが母語で読める絵本となったものを届けます。これまで多くの方のご協力により1999年以来20万冊を超える絵本を送り出しました。絵本は、シャンティ実施の研修に参加した図書館員・教員が所属する図書館・学校に配布します。 また、シャンティの運営する図書館や移動図書館の蔵書として活用され、子どもたちに読まれています。

そこで、絵本を贈る会のメンバーも共同して募金活動を行なってくれました。




本日、新館前で行い、善意ある方が募金をして下さり、6,000円が集まりました。折半で3,000円を日本赤十字社を通して送らせて頂きます。また残りの3,000円を公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)を通して、日本の絵本と翻訳シールを購入する資金に充てさせて頂き、日本の絵本に訳文シールを貼って子どもの本が足りない地域に贈りたいと思います。ご協力下さいました方、本当に有難う御ざいました。まだまだ、国際チームや募金支援チームや絵本を贈る会は、それぞれの募金支援活動を続けていきますので、これからもご支援の程、宜しくお願いします。

2015年12月9日水曜日

2015ぼらんてぃあランチセミナー【もう会った?「さくら猫」!~野良猫を増やさない地域での取り組み~】

1209日(水)、英和ボランティアセンター主催による「2015ぼらんてぃあ・ランチセミナー」を開催しました。


今回は、飼い主のいないねこを増やさない静岡市の会(ねこの会)の代表 荒井 博子さんと会員である原 真弓さんにお話ししていただきました。また、9名の学生及び6名の教職員の計15名が参加して頂き、とても嬉しい気持ちで一杯でもありました。


 「ねこの会」とは生き物の命を尊重したいとの思いから、人と猫の共生を目的に、平成21年度に発足しました。静岡市内全域で、猫の殺処分ゼロを目指すと共に猫による地域の環境悪化を防ぐ為に、TNR(捕獲して・不妊手術をし・元の場所に戻す)活動・地域猫活動を行なっています。


 ねこの会が発足する前は個人で飼い主のいないねこたちの去勢手術を行ったり、けがをしてしまったねこたちを病院にて手当をしたりしていました。しかし、動物の去勢・避妊手術などにかかる費用は保険なしの全額自己負担であったため、10匹、20匹というような単位になると合計金額が10万、20万というようになります。

少しでも費用が減るとより多くのねこたちを助けることができるということから、発足年の12月に署名を集め、市長・議会に陳情を行いました。今では飼い主のいないねこ1匹の手術に対して3000円の補助が出ます。

また、不妊手術済の野良猫のしるしとして、再捕獲防止などの意味もあり、耳にV字カットをいれ、全国的に「さくらねこ」と呼ばれているとの事でした。


今の私たちが、飼い主のいないねこたちに対してできることは何かを色々と教えていただきました。学生たちもとても真剣に荒井さんと原さんのお話をきき、とてもためになったかと思います。これから、自分たちが飼い主のいないねこを見たとき、どうしていくかということをよく考えていたのではないでしょうか。また、静岡では2~3千匹殺処理をされている様で、それを私たち一人一人が考え、殺処理されるのを防いでいく事が出来たらと思いました。


今回、ランチセミナーでお話をしてくださった荒井さん、原さん、参加された学生、先生方、お昼の間というとても短い時間でしたが、ありがとうございました。また、もしご興味があるようでしたら資料の方がまだ御座いますので、ボランティアセンターにお越しください。