2017年1月14日土曜日

ボランティア交流&報告会

昨日である、1月13日(金)に「ボランティア交流&報告会」を開催しました。ボランティア活動の参加者や関心のある学生が集い、1年の振り返りとお互いの活動の様子を知り交流を図るため、毎年実施しているものです。今年は、ボランティア団体に所属している19名の学生及び、6名の教職員の計25名の参加となりました。


5限終了後の開始ということで、まずは軽食を摂りながら同じテーブルの人としばし歓談。

障害のある方々が働く福祉作業所「ベーカリ・ベンチタイム」さんが、今年もパンを作って下さいました。ベンチタイムさんのパンは、学生たちにも大人気!いつも美味しいパンをありがとうございます!


さて、いよいよメインの活動報告です。
今年は、「絵本を贈る会」がトップバッターで1年間の活動報告をしてくれました。

このあと、「はぴねす」「カラフル☆パンチ」「ボランティアセンター学生スタッフ」がパワーポイントを使い活動報告。限られた短い報告時間でしたが、凝縮してこの一年の取り組みの様子を発表してくれました。どのグループも充実した活動ぶりが伝わり、参加してくれた皆さんも熱心に聞き入っていました。自分たちの活動を振り返る貴重な時間とともに、普段はなかなか知ることのない他のグループの活動の様子を聞いて、刺激を受けたり、また参考にしてもらえたら嬉しいですね。




それぞれの活動で地道に取り組んでくれている皆さんに改めて感謝です!ぜひこうした取り組みを知って、新しく仲間に加わってくれる人が増えていってほしいと思います。

報告会のあとは、アイスブレイク&レクリエーションタイム。
参加者同士の交流を深めてもらおうと、スタッフが一生懸命頭を捻って作ったプログラムでしたが、笑顔がたくさん見られてよかったですね。


 

ここでお互いに活力をもらい、来年度もがんばろう!と気持ちを新たにしてくれた人も多いと思います。これからの英和生の活躍に乞うご期待!!です。
皆さん、一年間の取り組み本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。


楓祭が終わってから長期間、企画・運営をして下さったボランティアセンター学生スタッフの皆さん!お疲れ様でした!

2017年1月11日水曜日

ボランティア講演会を開催しました!

1月11日(水)、ボランティア啓発企画としてボランティア講演会を開催しました。 講演会では、静岡市暮らし・しごと相談センター(静岡市社会福祉協議会)の安藤千晶さんを講師にお招きし、「若者と生活貧困」~生活困窮者自立支援の実際~と題し、生活困窮者自立支援の取り組みをお聞かせいただきました。



静岡市暮らし・しごと相談支援センターでは、暮らしやしごとでお困りの方、不安のある方のご相談をお受けし、生活の立て直しのお手伝いをします。具体的には、ご相談をお受けし、困りごとの整理、適切な制度の紹介及び手続の支援、就職のための支援を行います。また、継続的な支援が必要な方には適時にフォローを実施し、解決まで相談者と伴走した支援を行います。




今回、安藤さんから生活困窮者の実態や支援制度、ソーシャルワーカーの仕事について、生きるのに苦労している若者も大勢いると説明があり、社会福祉士などのプロに任せるのではなく、学生や地域の方々も力を合わせる必要があるとお話がありました。また、パワーポイント(下記のパワーポイントは実際の講演の一部です。)を使って、実際の事例に基づいてお話しをして下さいました。








安藤さんが最後におっしゃられていた事で一番印象深かった事が、「助けてと言える勇気」「気づいてあげる目と心」であたたかな静岡のまちを一緒につくっていきましょう。と言う言葉でした。

この様に、生活困窮者自立支援の取り組みについて語って頂き、一人でも多くの学生の心に届いてもらえたら嬉しいと感じた次第です。そして、昨年12月9日に、本学と「静岡市社会福祉協議会」は包括連携協定を締結しています。地方創生や地域活性化が謳われる今、ボランティア活動や福祉に対し理解を深める大変よい機会となりました。

尚、今回は、地域の方々も数名いらして下さり、嬉しいひと時でした。この講演会を通して、何か感じで頂けた事だと思います。そして、静岡英和学院大学でのこの様な講演会の取り組みを知って頂けた良い機会だと思いました。

安藤さんには、とてもお忙しい中、おいでいただき、貴重なお話しをしていただけたことを改めて感謝いたします。本当に有難う御ざいました。

静岡市暮らし・しごと相談センター(静岡市社会福祉協議会)ホームページ



2017年1月10日火曜日

海外に絵本を贈る為の募金活動

ボランティアセンター学生スタッフ募金支援チームと、ボランティアグループ『絵本を贈る会』は、今年度最後の募金活動で海外に絵本を贈る為の募金募金活動を今日の昼休みに行いました。


子どもの本が足りない地域に、日本の絵本に訳文シールを貼って送る活動です。その日本の絵本に訳文シールを購入する為の募金活動を本日行いました。紛争や貧困、国家体制・・・・さまざまな理由から、 世界には絵本を一度も読んだことのない子どもがたくさんいます。


読み書きができない、絵本を読んでくれる人がいない子どもたちへ、絵本を手にする機会をもってもらおうと、 1999年、「絵本を届ける運動」が始まりました。お菓子より絵本がいい、お菓子はすぐになくなるけど、絵本はなんども楽しめるから—。シャンティが活動を始めたころ、カンボジア難民キャンプである少女が言ったことばです。「絵本は楽しいだけでなく、子どもたちが読み書きを習得することの助けにもなっています。地雷原の看板が読めずに地雷を踏む事故、薬の処方箋を読めないことによる薬の誤用など、読み書きができないことによる弊害はたくさんあります。このような国や地域では、識字は命をまもることにつながります。」

絵本を届ける先はカンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、アフガニスタン。日本で出版され、国や文化、時代を超えて親しまれている絵本に、各言語の翻訳シールを貼り付け、子どもたちが母語で読める絵本となったものを届けます。これまで多くの方のご協力により1999年以来20万冊を超える絵本を送り出しました。絵本は、シャンティ実施の研修に参加した図書館員・教員が所属する図書館・学校に配布します。 また、シャンティの運営する図書館や移動図書館の蔵書として活用され、子どもたちに読まれています。

ボラセン学生スタッフ募金支援チームと、絵本を贈る会のメンバーと共同して募金活動を行なってくれました。


本日、新館前と本館内外で行い、善意ある方が募金をして下さり、7,300円が集まりました。この資金を公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)を通して、日本の絵本と翻訳シールを購入する資金に充てさせて頂き、日本の絵本に訳文シールを貼って子どもの本が足りない地域に贈りたいと思います。ご協力下さいました方、本当に有難う御ざいました。また来年も、募金支援チームや絵本を贈る会は、それぞれの募金支援活動を続けていきますので、これからもご支援の程、宜しくお願いします。