2015年1月29日木曜日

絵本を贈る会~絵本を発送しました!~

「絵本を贈る会」の今年度の活動が終了し、完成した絵本を「絵本を贈る運動」を主催する東京のNGO(シャンティ国際ボランティア会)宛てに発送しました。

楓祭や高齢者施設の納涼祭での収益を蓄えた資金で購入できたのは12冊。2003年度から始まったこの取り組みは先輩たちから代々受け継がれており、累計は309冊になりました。

購入した絵本には、お届け先となるカンボジア・ラオス・ミャンマー・アフガニスタンの言葉に翻訳したシールを貼ります。グループのメンバーが今年度選んだ絵本は昨年同様、全てカンボジアに送るタイトルを選んだため、クメール語の翻訳シールを貼り付けました。手にとって読む子どもたちの顔を想像しながら、一枚一枚丁寧に作業していきます。



資金作りや絵本作業など、皆さん本当にお疲れ様でした。


 教育が十分に受けられない子どもたちが数多くいるアジアの国々の中で、絵本は貴重な子どもたちの楽しみとなっています。来年度も1冊でも多くの絵本をお届けすることができたらいいですね。絵本を贈る会の活動に関心のある方は、ぜひ仲間に加わって一緒に活動しませんか?

2015年1月17日土曜日

ボランティア交流&報告会

日付変わって、昨日である1月16日(金)に「ボランティア交流&報告会」を開催しました。ボランティア活動の参加者や関心のある学生が集い、1年の振り返りとお互いの活動の様子を知り交流を図るため、毎年実施しているものです。


5限終了後の開始ということで、まずは軽食を摂りながら同じテーブルの人としばし歓談。
障害のある方々が働く福祉作業所「ベーカリ・ベンチタイム」さんが、今年もパンを作って下さいました。ベンチタイムさんのパンは、学生たちにも大人気!いつも美味しいパンをありがとうございます!

 さて、いよいよメインの活動報告です。
今年は、新館3階にある留学生センターと新館4階にあるボランティアセンターは階が違うだけで場所が同じ為、共に歩んでいる「留学生センター学生スタッフ」がトップバッター。留学生の日本文化体験イベントや、留学生の母国の文化を日本の学生や地域の方々に紹介していくイベント等、1年間の活動報告をしてくれました。



このあと、「メイプルHANDS」「絵本を贈る会」「カラフル☆パンチ」「はぴねす」「スローラン」「ボランティアセンター学生スタッフ」がパワーポイントを使い活動報告。限られた短い報告時間でしたが、凝縮してこの一年の取り組みの様子を発表してくれました。どのグループも充実した活動ぶりが伝わり、参加してくれた皆さんも熱心に聞き入っていました。自分たちの活動を振り返る貴重な時間とともに、普段はなかなか知ることのない他のグループの活動の様子を聞いて、刺激を受けたり、また参考にしてもらえたら嬉しいですね。



それぞれの活動で地道に取り組んでくれている皆さんに改めて感謝です!ぜひこうした取り組みを知って、新しく仲間に加わってくれる人が増えていってほしいと思います。
報告会のあとは、アイスブレイク&レクリエーションタイム。
参加者同士の交流を深めてもらおうと、スタッフが一生懸命頭を捻って作ったプログラムでしたが、笑顔がたくさん見られてよかったですね。




ここでお互いに活力をもらい、来年度もがんばろう!と気持ちを新たにしてくれた人も多いと思います。これからの英和生の活躍に乞うご期待!!です。
皆さん、一年間の取り組み本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。



楓祭が終わってから長期間、企画・運営をして下さったボランティアセンター学生スタッフの皆さん!お疲れ様でした!


2015年1月7日水曜日

ボランティア講演会を開催しました!

新しい年の幕開けを皆さまいかがお過ごしでしょうか。

本年も、学生たちの活動そしてボランティアセンターへのご支援をどうぞよろしくお願い致します。
1月7日(水)、ボランティア啓発企画としてボランティア講演会を開催しました。 講演会では、社会福祉法人 静岡いのちの電話 理事・研修委員の黒沼宏一さんを講師にお招きし、「人が生きるとは」~いのちの電話などから学んだこと~と題し、静岡いのちの電話の活動の取り組みについてをお聞かせいただきました。


まずは、いのちの電話のDVDを流す際に、音量が出ないと言うハプニングがありましたが、何とか音が流れ始めてホッと一安心しました。皆で、DVDを見た後に、黒沼さんの講演が下記レジュメに沿って講演をして下さいました。


1.愛すること―大切にすること(本田神父)⇔無関心=加担すること(犬養牧師)                                                            (マザー・テレサ)
                                  神が植えたところで咲きなさい(渡辺シスター)

 2.自分を信じる力 基本的信頼(Basic Trust)

 3.ある子供の施設での体験
    教えられることよりももらうことによって…
    欲求や依存、気持ちが満たされたてはじめて人を信じることができる

4.いのちの電話
       自殺をはじめ、さまざまな悩みやこころの危機に直面しながら、
                             孤独、不安、悲惨な生育、心の病などに苦しむ人たち
          →  聴くということ―客観的より主観的真実を

5.なぜ聴くことが大切なのか?  聴いてもらうことの意味

6.傍にいる=慰める
        心理的距離のおき方は相手の関係によって・・・

7.人として生きられる源は? ある弁護士の話

8.喜ぶ人とともに喜び、泣く人とともに泣きなさい。(ローマの信徒への手紙12章15節)

9.リハビリタス(信頼の回復)⇒リハビリテーション

10.安全とは?   「この当たり前の生活が長く続くと信じる」神話!?
         安全と平和

11.福祉 ボランティア いのちの電話
         苦しんでいるひとを助けるのではなく、わたしたちが何時経験するかわからない
             ことを学ばせてもらう(犬養牧師)
         奉仕=Service 仕える
         応答的関係=自分を信じる力の回復

おわりに  この子ら世の光⇒この子ら世の光


この様に、いのちの電話の働きについて語って頂き、一人でも多くの学生の心に届いてもらえたら嬉しいと感じた次第です。将来、経験を積んで、いのちの電話の相談員として働くきっかけ作りが少しでも出来たのではないかと思いました。

黒沼さんには、とてもお忙しい中、おいでいただき、貴重なお話しをしていただけたことを改めて感謝いたします。本当に有難う御ざいました。

社会福祉法人いのちの電話ホームページ
http://www.shizuoka-inochi.jp/