2017年12月6日水曜日

2017ぼらんてぃあランチセミナー~子ども食堂「ゆずのひ」の活動をとおして~

126日(水)、英和ボランティアセンター主催による「2017年度ぼらんてぃあ・ランチセミナー」を開催しました。

今回は、「任意団体 ゆずのひ」代表の川端幸稚子さんに、「子ども食堂「ゆずのひ」の活動をとおして」と題して、お話ししていただきました。川端さんは生活困窮者支援団体のスタッフでありながら、こども食堂ゆずのひを運営されておられます。現在は、本職・ゆずのひと共に育休中でいらっしゃいます。

本日のランチセミナーには、12名の学生及び8名の教職員が参加してくださいました。
 

子ども食堂「ゆずのひ」は子どもなら誰でも、ひとりでも参加することができる、子どもの居場所です。2015年12月から始まった活動ですが、そのきっかけは、学校が休みの日に子どもだけで留守番をしていたり、「休みの日は朝もお昼も食べない」と言ってずっと遊んでいる子どもの存在からでした。

 
 
子どもたちが中心で料理する事を心掛け、調理実習方式で調理したり、紙皿や紙コップを使い衛生面にも気を使われているとの事です。午後は、宿題や鬼ごっこなどをして遊んだりしているとの事です。また、大学生ボランティアの支援が大きく、子どもたちにとっては少し上の大人と言う事で、真面目に勉強や調理実習(学校では習わない缶切りの使い方を学んだりする良い場となっているみたいです。)に取り組んだり、カードゲームで遊んだりしているとの事でした。
 

1年活動をして見えたことは、メディアに取り上げられる「子ども食堂」の背景にある「貧困」よりも、休みの日に友達と出かける場所・小さな兄弟がいるから遊びに行く場所として利用してくれる家庭が多い事とのことでした。また、子どもたちは普段遊ぶことが少ないお兄さんお姉さん(学生ボランティア)と遊ぶことが大好きな事やどんな家庭環境の子も「一緒に宿題をやろう」と誰かにみていてもらうと宿題がはかどる事とのことでした。さらに、facebookを通して沢山のボランティア・寄付・食料提供があり、浜松や遠くは、熊本県阿蘇からの食料提供もあったのと事でした。
 
 そして、今後力を入れたい事は、仲間を増やし、幅広い年齢の仲間で運営すること、活動拠点の見直し、周知の工夫、活動資金の調達との事でした。

このような貴重なお話しをしてくださいました川端さん、ありがとうございました。これから学生たちが何らかの関わりを持たせていただければ嬉しく思います。

関心のある方は、ボランティアセンターまでお問い合せ下さい。

また、4月から『NPO  POPOLO』で子ども食堂「ゆずのひ」を再開する予定ですので、興味のある方は、fecebookを https://ja-jp.facebook.com/yuzunohi2015/ チェックしていて下さい♪

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