2014年1月8日水曜日

ボランティア講演会を開催しました!

新しい年の幕開けを皆さまいかがお過ごしでしょうか。

本年も、学生たちの活動そしてボランティアセンターへのご支援をどうぞよろしくお願い致します。


1月8日(水)、ボランティア啓発企画としてボランティア講演会を開催しました。

講演会では、NPO法人「静岡県補助犬支援センター」理事の川口綾さんを講師にお招きし、「障害を持つ人へのサポート~身体障碍者補助犬のことをもっと知ろう~」と題し、補助犬の普及・啓発活動活動の取り組みなどをお聞かせいただきました。今日は、ニーナちゃんと言う4歳メスの補助犬を連れて来られていました。
 

川口さんは、2000年に交通事故により失明をしました。本来なら犬が好きでは無かったのですが、外出の不便さや、周りからの勧めにより、2002年に結婚と同時に盲導犬と歩き始めました。そこで、補助犬と共に歩み始めると、好きな時に外出出来る便利さと補助犬は体の一部である喜びを話しておられました。また、補助犬に出会った時には、触らない・見つめない・話しかけない・食べ物を与えないの4つの約束を教えて下さいました。まだまだ、補助犬が入れる施設が少なかったり、お店の中で、上司は補助犬の理解があっても、バイトをしている人には伝わっていなかったりと言うことがあるので、学生へ是非補助犬を連れている方がいらしたら、快く迎えて下さいと学生に呼びかけていました。


また、講演の中で、2名の学生に講壇上に上がってもらい、実演をして下さいました。盲導犬は、ハーネスを持っている時はお仕事中である事から、学生に右後ろに立ってもらい、川口さんへ右や左と声で指示をし、川口さんが英語で犬に指示を出して1周回る実演をして下さいました。さらに、ハーネスを持たない時は補助犬が仕事中で無い事から、学生の左腕を借りて学生に指示を出してもらい、1周回る実演をして下さいました。補助犬の奥深さを学生は感じる事が出来たのではないでしょうか?



補助犬は健康管理が大切である事を訴えておられ、ワクチン接種などしなければならない事から、補助犬普及の為に基金の呼びかけをし、講演終了後に多くの学生が基金に応じて下さいました。学生の温かい善意の基金を学生を通して川口さんにお渡ししました。今回の講演を機会に、3月15日行われるイベントにボランティアをお願いしたいとの依頼もしておられ、早速、学生が、そのボランティアに興味を持ち、行きたいと言っていたので嬉しく感じました。


川口さんには補助犬を連れて慣れない場所においでいただき、貴重なお話をしていただけたことを改めて感謝いたします。本当に有難う御ざいました。

NPO法人静岡県補助犬支援センターホームページ
http://hojoken.canariya.net/

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