2013年1月23日水曜日

ボランティア講演会を開催しました!

1月16日(水)、ボランティア啓発企画としてボランティア講演会を開催しました。
講演会では、NPO法人「いわてGINGA-NET」代表の八重樫綾子さんを講師にお招きし、「地域の中の存在として、いま私たちにできること」と題し、東日本大震災での支援活動の取り組みなどをお聞かせいただきました。
岩手県立大学在学中に起きた東日本大震災で、発災直後から学生ボランティアセンターのメンバーと共に活動を始められた八重樫さん。日頃から地域の方々と交流するプロジェクトに携わっていたことから、当日はみんなで一人暮らしのお年寄りの安否確認をしながら大学に集まり、その後すぐに支援活動の体制を作りました。釜石市の災害ボランティアセンターのサポートを約1か月間続け、GWには全国各地から支援に訪れる学生のための宿泊拠点を整備、そして夏には「いわてGINGA-NETプロジェクト」のメンバーとして全国から集まった学生たちの活動を支援し現地ニーズの調査からグループ構成、現地への振り分けなどを行いました。
その後も「冬銀河」・「春銀河」・「夏銀河」と長期休みごとに学生参加による活動プロジェクトを実施し、現在はNPO法人代表としてこの活動を継続して行われています。
参加した学生たちはお話に熱心に耳を傾け、またスライドを見ながら涙を浮かべる姿も見られました。講演会の後には、同世代の活躍にただただ感心する声が多く聞かれ、ぜひ「GING-NET」の活動に参加したいと具体的な様子を聞きに来てくれた人もいました
これからの地域の中でのつながりを大切に、できることに積極的に取り組んでいく学生が増えていってくれることを期待したいと思います。 
講演会のあとには、八重樫さんを囲んで有志で会食をし、さらにいろいろなお話をお聞きしすることができました。これまでの岩手での活動で既に八重樫さんと出会っている学生たちは再会を喜び、その後の様子をお聞きできたことで、また改めて被災地のこと、そして地域での役割などを考えることができたようです。今後もGINGA-NETの活動に注目し、静岡でもできることを考え行動していきたいですね。
八重樫さんには遠方からおいでいただき、貴重なお話をしていただけたことを改めて感謝いたします。本当にありがとうございました。
いわてGINGA-NETホームページ:http://www.iwateginga.net/
いわてGINGA-NET公式ブログ:http://blog.canpan.info/iwateginganet/

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