2019年12月19日木曜日

2019年度ランチセミナーを開催しました。

12月11日(水)のお昼休みに「2019年度ランチセミナー」を開催しました。

今年度の講演者は、コミュニティ福祉学科3年 池上紗代さんと、現代コミュニケーション学科2年 立開緋那子さん。

まず池上さんには、通年で活動をしている「BBS(更生保護運動))」についてお話してくれました。
少年院から退所する前の子供たちの社会復帰する際の支援や、少年院でのイベント参加について説明があり、この活動を始めたきっかけについては、小さい子供を支援するボランティアはたくさんあるけれど、中学・高校生くらいの子を助けるボランティアがないので、中高生を支援できるボランティアといったところに注目し、活動を始めたそうです。
「ボランティアとは、貴重な体験を無料でさせてもらえる場。やってあげていると思わないで、自分の経験値を上げるために活動してみようと、一歩を踏み出してください。」と、ボランティア参加に躊躇している学生に向けて、メッセージを送っていました。

質疑応答では、「どういったところで子供たちと面会をするのか。危ないと思うことはないのか。」
との問いに池上さんは、「外出許可が出ていれば、買い物やカラオケに連れて行ったりする。男の子が多いけれど、上手くコミュニケーションを取るようにしているので危ないと感じたことはありません。」と答えていました。





続いて、2019年大いに盛り上がりを見せたラグビーワールドカップの大会ボランティアに参加をした立開さんが、メディアサポートボランティアを経験したお話を聞かせてくれました。
エコパアリーナにて6日間ボランティアに参加し、海外メディアの方の席案内や撮影案内を経験。英語での対応を求められ、大変だったと話してくれました。
「ボランティアに参加した6日間は非日常的で、とても楽しかった。お金以上のものを得られ、なかなか体験できないことを体験することが出来た。」と感想を笑顔で語ってくれました。

質疑応答では、「担当部署はどのように決まったのか。英語で対応することに不安はなかったか。」の問いかけに、「第三希望まで記入する欄があって、自分はメディアは第三希望に記入してあったのが通った。英語に関しては、リチャード先生に聞いたりして、下準備をしていました。」と、答えてくれました。
最後に、「どこの国が一番印象的でしたか。」との質問に、「みんなテンションが高くなっていたので、どの国が・・・ということはなかったが、どの国もみんな明るくて、温かい人たちだった」と答えていました。

 

身近な学生2人の話に、心動かされた人が多かったのではないでしょうか。
また、来年も企画いたしますのでぜひ参加して下さい!!

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