ボラセン学生スタッフ国際協力チームと募金支援チームと、ボランティアグループ『絵本を贈る会』は、今年最後の募金活動である「海外たすけあい募金」及び「海外に絵本を贈る為の募金」の共同募金活動を今日の昼休みに行いました。
「海外たすけあい」は、災害や紛争、飢餓や病気などで苦しむ人々を救うため日本赤十字社が毎年NHKと共同で実施している募金キャンペーンです。
・災害で苦しむ人への支援⇒世界各地で発生する地震、洪水などの自然災害。直ちに救援物資を届けるための倉庫の整備や、日ごろからの避難訓練、減災のためのマングローブ植樹に支援します。
・紛争で苦しむ人への支援⇒宗教や民族対立を理由に紛争が続く地域で、犠牲者の緊急支援や、長期にわたる避難生活を送る人々を支援します。
・病気から身を守るための支援⇒予防できる病気や、治せる病気でいのちを落とすことがないように、医療・保健・衛生分野で知識の普及、生活環境の改善などを支援します。
・このお金でこんな事が実現します。
☆500円で1日に必要なおかゆ117杯分
☆1,000円で1日に必要な水(生活水)333人分
東日本大震災では160以上の国・地域から、あたたかい支援が寄せられました。『たすけあいを、忘れない』今度は私達が世界のために出来ることを。人間のいのちと健康、尊厳を守るために国際チームと募金支援チームは頑張って募金活動を行ってくれました。
また、『絵本を贈る会』は、子どもの本が足りない地域に、日本の絵本に訳文シールを貼って送る活動です。その日本の絵本に訳文シールを購入する為の募金活動を本日行いました。紛争や貧困、国家体制・・・・さまざまな理由から、
世界には絵本を一度も読んだことのない子どもがたくさんいます。
読み書きができない、絵本を読んでくれる人がいない子どもたちへ、絵本を手にする機会をもってもらおうと、 1999年、「絵本を届ける運動」が始まりました。お菓子より絵本がいい、お菓子はすぐになくなるけど、絵本はなんども楽しめるから—。シャンティが活動を始めたころ、カンボジア難民キャンプである少女が言ったことばです。「絵本は楽しいだけでなく、子どもたちが読み書きを習得することの助けにもなっています。
地雷原の看板が読めずに地雷を踏む事故、薬の処方箋を読めないことによる薬の誤用など、読み書きができないことによる弊害はたくさんあります。このような国や地域では、識字は命をまもることにつながります。」
絵本を届ける先はカンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、アフガニスタン。日本で出版され、国や文化、時代を超えて親しまれている絵本に、各言語の翻訳シールを貼り付け、子どもたちが母語で読める絵本となったものを届けます。これまで多くの方のご協力により1999年以来20万冊を超える絵本を送り出しました。絵本は、シャンティ実施の研修に参加した図書館員・教員が所属する図書館・学校に配布します。
また、シャンティの運営する図書館や移動図書館の蔵書として活用され、子どもたちに読まれています。
そこで、絵本を贈る会のメンバーも共同して募金活動を行なってくれました。
本日、新館前で行い、善意ある方が募金をして下さり、6,000円が集まりました。折半で3,000円を日本赤十字社を通して送らせて頂きます。また残りの3,000円を公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)を通して、日本の絵本と翻訳シールを購入する資金に充てさせて頂き、日本の絵本に訳文シールを貼って子どもの本が足りない地域に贈りたいと思います。ご協力下さいました方、本当に有難う御ざいました。まだまだ、国際チームや募金支援チームや絵本を贈る会は、それぞれの募金支援活動を続けていきますので、これからもご支援の程、宜しくお願いします。
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