ゴールデンウィークに毎年開催される「グランシップこどものくに」(主催:静岡県文化財団)に、今年は5月4日~7日まで8名の学生がボランティアとして参加してくれています。
未就学児及び就学児とその保護者を対象に開催されるこのイベントでは、紙や布や木や粘土やダンボールなど身近な素材を通じて遊びを楽しんでもらおうと、毎年違ったテーマで様々なゾーンを設けています。今年のテーマは「かたち」で、「ふしぎなかたちたち!」というタイトルが付けられていました。
「作る」「遊ぶ」「知る」家族で楽しめる参加型イベントの「こどものくに」。まず「いざ、かたちたちの世界へ」と、真っ白な部屋に浮かびあがるかたちたち。色々な角度でみてもらおうと学生ボランティアは親子連れを促していました。
次の部屋は「発掘!かくれたかたち」。たくさんの形の中から子どもたちが“気になった形”を選び、新たな形を考え(見立て)て、子どもたちが見立てた形を集積する部屋を作っていき形の面白さを体験する部屋でした。床に落ちているたくさんの形(シール状)の中から自分が気になった形を無作為に2つ選び、カード(黒)に貼って集め、シールをはがすと地面に様々な生物の形が隠されていました。集めた形を合体させ、できあがったものに対して、子どもたちに見立てた形をペンで書いてもらって、壁に貼っていました。
真ん中の部屋は「つくろう!ねんどの王国」。大きなねんどのオブジェから好きなかたちを、子ども達はボランティアの学生と共に作り出していました。
さらに次の部屋は「へんてこ!道具のかたち」。机や椅子やお箸といった身近な道具がへんてこなかたちになっていました。子どもたちはへんてこなかたちになった道具を使うことで、身近な道具がいかに使いやすく考えられているかを体験しました。
最後の部屋は「うかびあがるかたち」ということで、今回のこどものくにの招待作家である美術家・山本浩二さんの作品が飾られていました。そして、外に出ると抽選コーナーがあり、スタンプラリーをすると抽選ができて素敵な景品がもらえるという事で、次々に子どもたちが来ていました。
子どもたちが安心して、またリラックスして思いっきり遊ぶことが出来るお手伝いをする事が目的の今回のボランティアは、子どもたちや保護者の方々に喜んで頂けた事だと思います。連休の貴重な1日を使って活動して下さった学生の皆さん、ありがとうございました。まだまだ7日までボランティアに参加して下さる学生の皆さん引き続き宜しくお願いします。
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