本年も、学生たちの活動そしてボランティアセンターへのご支援をどうぞよろしくお願い致します。
1月7日(水)、ボランティア啓発企画としてボランティア講演会を開催しました。 講演会では、社会福祉法人 静岡いのちの電話 理事・研修委員の黒沼宏一さんを講師にお招きし、「人が生きるとは」~いのちの電話などから学んだこと~と題し、静岡いのちの電話の活動の取り組みについてをお聞かせいただきました。
まずは、いのちの電話のDVDを流す際に、音量が出ないと言うハプニングがありましたが、何とか音が流れ始めてホッと一安心しました。皆で、DVDを見た後に、黒沼さんの講演が下記レジュメに沿って講演をして下さいました。
1.愛すること―大切にすること(本田神父)⇔無関心=加担すること(犬養牧師) (マザー・テレサ)
神が植えたところで咲きなさい(渡辺シスター)
2.自分を信じる力 基本的信頼(Basic Trust)
3.ある子供の施設での体験
教えられることよりももらうことによって…
欲求や依存、気持ちが満たされたてはじめて人を信じることができる
4.いのちの電話
自殺をはじめ、さまざまな悩みやこころの危機に直面しながら、
孤独、不安、悲惨な生育、心の病などに苦しむ人たち
→ 聴くということ―客観的より主観的真実を
5.なぜ聴くことが大切なのか? 聴いてもらうことの意味
6.傍にいる=慰める
心理的距離のおき方は相手の関係によって・・・
7.人として生きられる源は? ある弁護士の話
8.喜ぶ人とともに喜び、泣く人とともに泣きなさい。(ローマの信徒への手紙12章15節)
9.リハビリタス(信頼の回復)⇒リハビリテーション
10.安全とは? 「この当たり前の生活が長く続くと信じる」神話!?
安全と平和
11.福祉 ボランティア いのちの電話
苦しんでいるひとを助けるのではなく、わたしたちが何時経験するかわからない
ことを学ばせてもらう(犬養牧師)
奉仕=Service 仕える
応答的関係=自分を信じる力の回復
おわりに この子らに世の光を⇒この子らを世の光に
この様に、いのちの電話の働きについて語って頂き、一人でも多くの学生の心に届いてもらえたら嬉しいと感じた次第です。将来、経験を積んで、いのちの電話の相談員として働くきっかけ作りが少しでも出来たのではないかと思いました。
黒沼さんには、とてもお忙しい中、おいでいただき、貴重なお話しをしていただけたことを改めて感謝いたします。本当に有難う御ざいました。
社会福祉法人いのちの電話ホームページ
http://www.shizuoka-inochi.jp/
0 件のコメント:
コメントを投稿